機械系大学院生の日常9/学会

今回は学会について書きます.

 

学会という言葉だけなら知っている人も多いんじゃないでしょうか.簡単に言うと,研究内容を同じ専門分野の人たちに向けて発表する会です.相手は学生だけでなく,大学や企業の研究者になってきます.

 

大まかな流れとしては,講演論文を提出し,プレゼン発表+質疑応答,です.分野にもよりますが,講演論文はA4用紙10ページ以内などが目安じゃないでしょうか.講演論文は自身の研究をまとめたもので,最初のページに自分の名前だけでなく研究室の教授や共同研究者の名前なども書くのでなんとなく責任感を感じます.先生たちの顔に泥を塗れないなと思うとちょっと怖いです.

 

また,学会によっては査読,つまりは講演論文の審査のようなものが入る場合もあります.僕が今回出る学会は査読が無いのですが,先程書いた通り,教授からしてみれば変な講演論文に自分の名前は書けないので修正にも熱が入ります.

 

今回僕が書いた講演論文は修正に修正を重ね,提出締切最後の最後ギリギリでなんとか出すことができました,なかなか大変です.

 

ただ,こうやって講演論文を出しておくと,自分の名前をネット上で検索したときに自分の書いた講演論文が出てきます.なんとなくアカデミック分野に憧れがあった僕はこれをモチベーションにしていました.

 

学会発表自体はまだ少し先で,講演論文が公開されるのもまた少し先の話だと思うのですが,楽しみにしているところです.